確かに家事をお互いが同量実施した場合、収入が低い人は高い人に比べて手元に残るお金が少なくなりますが、これは正しい状態です。手元のお金を平等にしたい場合、収入が低い方が取るべきアプローチは次の2点です。
①収入を上げる
②仕事を減らし、家事を多くこなす
①はシンプルですが、一朝一夕での実現は難しいのでここでは言及しません。Home c8rで解決できるのは②です。
②を自然に実現するためには、家事に適切なレートを設定する必要があります。うまく設定できれば、収入が低い方は仕事を減らし(例えば残業を減らす、パートタイムの回数を減らすなど)、家事を増やす選択を自然にとると思います。残業で稼ぐよりも家事をした方が楽に稼げるからです。
なおこの②は「比較優位」という経済の概念に基づいており、2人で2人の仕事と家事を経済的に最適に分業することを意味しています。気になる方は調べてみてください。
仕事を辞めて家事に専念した方が自分のお金を稼げる状態は、正しいか
家事の量が多く、パートナーの収入が十分である場合、その選択は正しいかもしれません。誰かがフルタイムで家事をしなければ家が回らない状況であれば、それをこなしたらフルタイム相当の報酬が得られる仕組みをHome c8rは提供できます。
しかし家事の量が少ない(=フルタイムでやるほどではない)場合、家事だけで自分のお小遣いを賄うのは困難であるべきです。例えば1日にやるべき家事が4000円分程度しか生じない場合、定時までは仕事をして、その後の時間や休日にパートナーと協力して家事を消化できるはずです。なのでそのような家庭においては仕事を続けつつ家事をやることが最も良い選択だと思います。家事の量が少ないのにも係わらず仕事を辞めた方がお得に感じる場合、家事のレートを高く設定しすぎている可能性があります。
最後にもう一つ、当たり前ですが納めることができる家計費の上限は2人の収入の合計で頭打ちです。そのため、不必要に家事のレートを高くすることは仕事の抑制に繋がり、家族の総収入を下げる可能性があることにご注意ください。
貯金をしたい場合のおすすめ設定
納める家計費の総額を高く設定すれば共同口座にお金が溜まっていきます。家族として貯金したい場合や自制に不安がある場合は家計費総額を高く設定すると良いでしょう。逆に、納める家計費の総額を低く設定するとお互いの自由なお金が増えるので、個々人で貯金したい場合はそうすると良いと思います。
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